口コミの失敗談から学ぶ!弁護士相談前に知っておきたい遺産相続の注意点

口コミの失敗談から学ぶ!弁護士相談前に知っておきたい遺産相続の注意点

遺言書を確認する

家族が亡くなったら、まずは遺言書の有無を確認しましょう。もし遺産の分配が終了した後に遺言書が見つかってしまうと、トラブルに発展しかねません。手続きが面倒になるので、しっかり遺言書を確認してから相続を行う必要があります。

遺言書が見つかったら、すぐに開封するのはNGです。遺言書が自筆証書遺言、秘密証書遺言の場合は兼任の手続きが必要になります。兼任前に開封してしまうと、5万円以下の罰金に処される場合もあるので注意をしましょう。

相続人と相続財産を洗い出す

相続は亡くなってから3ヶ月以内に、相続人と相続財産を洗い出す必要があります。まず相続人の確認を、戸籍謄本等をたどって確認する必要があります。次に相続の承認や相続登記を決めるために、遺族に対しどのような財産が残されたのかをすべて洗い出しましょう。

次に、死亡した家族の預金通帳や保険証書、不動産の登記など遺産のすべてを把握します。遺産だけではなく、借用書などのマイナスの遺産の確認も必要です。信用情報機関に問い合わせをして、借金がないかチェックしましょう。

財産の分け方を話し合う

最後に財産の分け方を話し合う必要があります。遺産のすべてを把握したら、相続人同士で誰がどれぐらい相続するかを決定します。相続放棄をする場合は個人で決定することもできますが、承認を得る場合は相続人全員の合意が必要です。1人でも反対した場合相続はきができないことを覚えておきましょう。

財産の取り分でトラブルが生じたら、弁護士に相談することをおすすめします。相続の知識を持った専門の弁護士が、遺言書の確認から財産の分け方までをアドバイスしてくれるでしょう。